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事例紹介

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PIITsインターンシップ

株式会社リンクバル さま


国籍を超えた一体感が生まれた2か月間 ~共に進めた『カップリンク』のアルゴリズム開発~

「アイディア×テクノロジーで世界をつなぐ」のミッションの下、イベントプラットフォームの開発・運営をしているリンクバルにて、CTOを務める堀内さま、今回PIITs学生のメンターを務めた磯谷さま、人事担当の藤川さまの3名に、PIITs導入の経緯やインターンシップ中の学生の様子などざっくばらんにお話しいただきました。

優秀な人材であるならば、国籍は問わない

堀内さん:「今後は国籍にとらわれず、優秀なエンジニアの採用に力を入れていこう。」といった動きはもともと社内にありました。外国籍人材は、2017年にベトナム国籍の社員が入社し、そこから立て続けに採用することができています。採用して感じたのは、やはり人材の優秀さですね。その後、ベトナムトップの理系大学へ赴き、現地で複数名の学生を採用したり、ブラジルやインドネシアのトップ校出身者など、その他国外の優秀な大学に在籍する学生も積極的に採用をしていました。そして、やはりITといえばインド。次はインドの理系トップ校であるインド工科大学の人材を是非採用したいと考えていました。その矢先、弊社スタッフ経由でPIITsというサービスを知り、導入を決定しました。国籍を問わない採用ができている理由は、弊社代表の影響が大きいと思います。もともと国外の大学を卒業し、40カ国以上のメンバーが集まるような会社で働いていた経験もあり、国籍の違いに特に抵抗がないんだと思います。優秀な人材であるならば、国籍を問わずに採用したい。そういった文化が社内に浸透していたことが、PIITs導入を後押ししたのではないでしょうか。

藤川さん:社内には外国籍の社員を受け入れる空気があるので、スムーズに受け入れが決まったかと思います。社内で稟議を上げる際も、特に苦労した点はありませんでした。初めから何人か外国籍のスタッフがいたのが大きかったかもしれないですね。英語を話せる日本人スタッフも多かったので、言語面がネックになる事はありませんでした。

人事としてPIITs導入に向けて新しく準備をしたのは、英語の内定通知書や機密保持の契約書などのドキュメント類のみです。書類に関してですが、社内で用意することもできますし、必要であれば翻訳会社に頼むこともできるかと思います。PIITsには航空券手配やインターンシップ期間中の住居、保険もすべてパッケージとして含まれていたので、弊社側で何か準備にてこずると言う事は全くありませんでした。

顕著に見えた、一緒にチームとして働く上で大事なポイント

磯谷さん:インターンシップ期間中のプロジェクトは、メンターである私の仕事に関連し、且つ学生が今まで勉強してきた内容も踏まえて決定しました。実際に課題として任せたのは、弊社が展開している「カップリンク」というマッチングアプリのアルゴリズム作成の部分です。2ヶ月間というインターンシップ中に完成させ、依頼した以上の結果を出してくれました。

パフォーマンスはもちろんですが、学生から随時報告や相談をしてくれたのも嬉しかったです。わからないことがあれば、まずは自分で調べ、解決したところはメモを取って残したり、どうしてもわからない箇所は質問をまとめて私に聞きに来てくれました。トラブルが起きた場合は必ず報告してくれましたし、大事なところは独断せず、逐一相談してくれる。そのような一緒にチームとして働く上で大事なポイントをしっかり持っていることが、2ヶ月間彼と一緒に働いて顕著に見え、メンターとして嬉しかった部分でもあります。仕事に関しては勿論ですが、休日どこに観光にいったのかも毎週楽しそうに話してくれました。

インターンシップ期間中の学生とのコミュニケーションに関して、最初は英語のアクセントになれるまでは少し苦労しました。例えば、受け入れた学生の出身地域ではhを発音せず、thをタ行で発音することが多いそうです。ちょうどプロジェクト中に使用していた言語がPython(パイソン)だったのですが、最初学生がPyton(パイトン)という発音をしてて、3分くらいやりとりをしてやっと、あ、Python(パイソン)のことか!と理解できたりしました。英語の発音に関してはおよそ10日くらいで慣れたと思います。

英語でのコミュニケーションに慣れるまで、ホワイトボードに書いてコミュニケーションを取っていました。間違った指示を出してしまうとお互いに申し訳ないので、認識齟齬を防ぐ為にも有効だったと思います。インターシップの中盤からは、何が言いたいのかなんとなくわかった上での会話や、通じ合える部分もでてきたのでやりやすかったです。お互いがスムーズにコミュニケーションを取れるまで、どう工夫するのかが大切だと思います。

インターンシップを通して見えた、学生本来の姿

磯谷さん:インターンシップ期間中、本当によくやってくれていたので、今は正直学生ロスです。今までなら2人同時進行でタスク進めることができていたのを1人で進める必要があるので、タスク管理をしていかなければと思っています。それだけきちんと戦力として動いてくれました。仕事に関しては、こちらから頼まない限りやらないという訳ではなく、例えば自分がやったほうがスムーズに作業が進むのではないか?という時には「自分がやりましょうか?」みたいなことはよく言ってくれていました。会社というチームを助けるような、協調性も彼の中にあったかと思います。

藤川さん:学生受入中のおもしろエピソードとして、弊社内BGMとして音楽を流しているんですけど、インディアンミュージック流してくださいというリクエストが来たことですかね。普段社内で流れない曲ばかりで新鮮でした。学生とのやり取りは基本的にはSlackで行っていて、特にコミュニケーションの部分で苦労したこと、ストレスに感じたことはありませんでした。PIITsというサービス上、ビザ手配含めて全部やってもらえたので、人事にとっては非常に助かりました。

堀内さん:インターンシップ経由での採用のよさは、やはりミスマッチを減らせる部分だと思います。国外の大学で現地採用をしたことがありますが、一人ひとりの学生と話せる時間が少なく、30分ほどの面接のみでした。その中で採用する学生を決めなければいけないので、かなり博打みたいなところが正直ありました。インターンシップ経由での採用だと、履歴書や面接で得た学生の情報と、実際に会社で働く学生の姿のギャップを埋めることができますし、パーソナリティーも見ることができます。特に異なる文化で育ってきた学生を採用する場合は、インターンシップという期間を採用前に設けることは、非常に重要ではないのでしょうか。


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