~みなみ編㉕~ 知られざる秘境、魅惑の北東インドその2


インド好き大学生の葛原南美です。最近は宇都宮市内の道端でもよくインド人っぽい人を見かけます。なんとかコネクションを持ってたら記事のネタにもなるし面白そうなのですが、なかなか機会と勇気がなくてお近づきになれずにいます。ちなみにうちの大学にインド人留学生はいないと思います。日本全体としては昔よりは増えているようですが、授業がほとんど日本語で行われる日本の大学に来るのはやはり簡単ではないと思います。

 

さて、知られざる秘境、魅惑の北東インド第二回目。どこだよなにそれ、と言う方は先週の①を読んでもらえるとお分かり頂けると思います。私が出会った北東インド出身者の大きな悩みである食について今回はお送りしたいと思います。

 

~こんなに異なる北東インドの食文化~

 

同じインド国内とは言え、北東インドと南インドでは、日本縦断くらい距離がある上に、山こえ谷こえ、様々な自然要因的隔たりもあります。それゆえ言語、ファッション、食べ物等、文化的違いがとても大きいです。聞いた中で一番大変そうだったことは食べ物です。

 

みんな南インドに来た当初は寮に住むのですが寮の食事は、ほぼ南インドご飯です。つまりボイルドライスという丸いお米と、酸味があるような水っぽいカレーです。私は大丈夫ですが、北東インド出身の彼らにとって南インドのご飯を三回食べるのはかなり厳しいそうです。というのも、北東インドは食文化も他のインドと異なります。米もバスマティ米かタイ米のような長い米。カレーはあまり水っぽくなくて、乾燥した魚が入ったカレーを好みます、更に驚きなのが他のどの地域よりも辛いものを好みます。

 

北東インド人は外食で中華を好む人が多いです。私は手前の焼きそば食べてます

ルームメイト作の豆やジャガイモのカレー。他のインドよりはスパイスの種類が少なくても作れます

 

留学後半、私も別の理由から寮を出て、アパートでナガランド州出身の女の子とルームシェアをしていたのですが、彼女がよくご飯を作ってくれていましたが最初は辛すぎてあまり食べられませんでした、ごめんね(笑) 彼女が実家から送ってもらったお気に入りの唐辛子を間違って食べちゃったときは本当に死ぬかと思いました、胃に届いてからも熱くて苦しかったのです。

 

ナガランド州出身ルームメイトのアリ、こう見えて私より5歳ほど年上です!

 

また、北東インド出身の人たちは豚肉を好きな人が多いです。しかし北東インド以外のインドではそう簡単に豚肉を食べることはできません。というのも、インドの1割以上の人口を占めるイスラム教徒は豚肉を食べません。なので道端やスーパー等、公の場で豚肉を買うことは難しいです。よって北東インド以外で生活する北東インド人は豚肉が恋しくなります、なので北東インド人の集まるイベントでは必ずと言って言いほど豚肉のカレーが出ます。地形的に中国の方に近いので食文化も東アジア圏と少し似ているのかもしれません。

 

近くの買い物帰り公園で遊ぶルームメイトたち。楽しく穏やかな午後

 

死ぬほど辛いのは得意ではないですが、豚肉カレーや乾燥魚のカレーは比較的、日本人が好きな味付けに近かったような気がするので、北東インド出身のルームメイトと生活ができて私は美味しくて楽しかったです。どこのインド料理レストランの味よりもルームメイトの料理が恋しいのでインドに行きたいなあと思う今日この頃です。

 

 

【学生記者について】


返信を残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です