担当者インタビュー


東日印刷株式会社 総合企画室次長 岩本 好司さま株式会社ヴォーカーズ 代表取締役社長 増井 慎二郎さま

東日岩本

弊社は当初IITsに関して熟知していたわけではありませんでした。しかし本業としてこれまで手掛けてきた新聞印刷とは全く別のことにチャレンジしていこうという会社方針のもと、今回IITsインターンの受け入れを決めました。

現在インターン生には社員のスケジュール管理ソフトを一から制作してもらっています。仕様は漠然としたものを投げていて、実際にプロジェクトが始まってから本人と内容や工程を決めました。最初の2日間はオリエンテーションを予定していましたが、本人から早く制作を始めたいという意欲を感じたので、予定を前倒しして取り組み始めてもらいました。出社3日目にはベースとなるカレンダーを自作プログラムで作り上げていたので、そこでスキルの高さを実感しました。受け入れにあたって社内では英語でのコミュニケーションを心配する声もあがっていましたが、個々の社員の国際性をどれだけ向上させられるかというのも弊社の課題であったため、あえて通訳者は付けず、オンライン上の翻訳ツールを使って対応することにしました。

インターン生と本プロジェクトのために総務部や人事部、システム技術室から集めた社員とで、朝夕30分間ずつミーティングを行うのと、その他社員も加わってランチの時間にコミュニケーションを取る以外は、集中して作業に没頭してもらっています。

最近は社内の売店で買い物をしたりもするようで、だいぶ慣れてきたという印象ですね。

実際に受け入れてみて意外だったことは、実はあまりありません。食以外は日本人と大きなズレは感じないですし、お互い冗談を交えた雑談でも盛り上がります。インターン生側もうまく順応していると感じます。ただ彼らと接して初めて知ったことは、IITsの学生はいろんなものを背負って学習しているということです。家族のつながりがひと昔前の日本と似ているように思います。

受入側が英語が話せること、大きなプロジェクトに参加させてあげることも大事ですが、2ヶ月の間で何かを成果として生み出す環境を与えてあげることが大切です。今回の社員のスケジュール管理ソフトも東日印刷で実用化させるというのがインターン生にとって達成感を得られる成果だと思っています。

IITsへの興味は最初からありました。理工系分野では世界で名の通った大学ですからね。弊社は30名ほどの組織なので普段顔を合わせるメンバーが同じです。その中に、IITsのインターン生が新しいメンバーとして加わることはいい刺激になるのではと考えました。社内で検討した結果、話を進めることにしました。

選考の際、本人たちと話をするまでは技術面で見えないところがありました。しかし、Skypeで面談することができ、そこで彼らがインドですでにインターンシップ経験があるという話を聞けたので、だったら大丈夫だろうと受け入れを決めました。

実際に受け入れてみると、わずか数日でいち戦力として、ひとつのリソースとし活躍してくれています。当然ながら、日本語能力については他のエンジニアに劣るものの、技術レベルは極めて高く、言葉のハンデを補って余りあるという印象です。(彼らは全く日本語ができない状態からスタートしましたが、最近は挨拶を始め、色々な日本語を覚えてきています)

世界最高峰の大学だけあって、ITエンジニアとしての技術のリテラシーは非常にしっかりしており、対応してくれる開発領域もとても広いです。人柄は真面目で礼儀正しく、我々の方で問題だと感じることは特にありません。総合的に見て、単に開発リソースを補充するという以上に、会社に価値をもたらしてくれる人材だと感じています。
これからも本人たちに対しエンジニアとしての成長の機会を提供しつつ、同時に我々自身の成長の機会にしたいと考えております。

今後検討される企業担当者の方にアドバイスさせていただくなら、

  • 受入にあたって基本的には学生というレベルで考える必要がなく、外国籍のエンジニアという感覚で受入が可能
  • 2ヶ月間で結果の出せるプロジェクトを準備しておくと本人たちの意欲増につながり、さらなる成果が得られる
  • ベジタリアンのインターン生がいるので、社員との食事会などは事前の準備が必要

といったところでしょうか。
弊社では来期以降継続して受入することを考えています。