インドでの奮闘を誓うもう1人の日本の大学生!かなり気合入ってます!

2017/03/16 学生に聞いてみた

今日は、昨日に続きもう1人の日本の大学生をご紹介します。

 

公益財団法人日印協会に大学生ながらも個人会員として登録し、各セミナーや、懇親会などに1人で参加してきています。今は、国の制度が色々とあるようで、その一環で4月から1年間インドに行きます。お父様の影響もあったようですが、相当、気合はいってます。送っていただいたプレゼン資料も凄い。

昨日の、「みなみ編」と本日の「なぎさ編」を定期的に発信していきたいと思います。

 

【なぎさ編①】

こんにちは、飯塚渚です。
4月から大学4年生を1年間休学し、
文部科学省の、「トビタテ!留学japan」という奨学金をもらって
インド・ハリヤナ州グルガオンでインターンシップを経験します!

今は留学準備に、留学壮行会(という名の友達とのランチ)に、バイトに、
非常に濃厚な日々を過ごしています!
インド入りするまであと10日を切りました。ワクワクが止まりません!!!!

今回の記事のテーマは「留学への意気込み」ということで・・・
①将来の夢→②夢をもったきっかけ→③留学計画
という順序で述べていきたいと思います。

※今の大学生はここまで考えているのか・・・恐るべし・・・

 

①将来の夢

「日本式交通インフラの海外輸出に携り、日本のインフラ産業を元気にしたい!」
これが、私のビジョンです。
具体的には、日本の最高峰の交通インフラ(新幹線、地下鉄、ITS等)を、
インフラ需要が高いインドをはじめとする新興国に輸出し、
日本のインフラ産業を活性化させることに貢献したいと考えています。

日本国内では、今後人口減少と少子高齢化によりあらゆる産業で市場規模が縮小傾向にあり、インフラ産業も衰退していくことが考えられます。一方、インドは2025年には世界最大の消費市場となると言われており、これからますます交通分野におけるインフラ需要が高まります。そんなインドに日本式交通インフラを多く輸出することができれば、日本のインフラ産業は活性化されます。

今回の留学の目的は、「交通インフラ輸出において大きなポテンシャルを持つインドで、様々な可能性を探ること」です。

※ETCや渋滞情報の技術はあるのに、高速道路がない・・・みたいな・・・

 

②夢をもったきっかけ

(1)海外での交通インフラ整備の重要性
すべてのはじまりは2015年夏にゼミで行った、3週間にわたるインド研修でした。
15社ほどの民間企業を訪問する中で、特に交通インフラの未整備のために、ほとんどの企業が現地で苦戦しているという印象を受けました。そんな実態を目の当たりにしてから、とてつもない「使命感」に駆られ、インドの交通インフラ整備に携り、日本企業がビジネスで利益を出すための礎を作りたいと思うようになりました。

(2)日本国内でのインフラ産業の衰退と、海外輸出の必要性
日本に帰国してから、自分なりに勉強したり、交通に関わる仕事をする方々にお話を伺うことで知見を広げました。特に、日本国内で道路やトンネルづくりに携る父の話を聞く中で、「日本のインフラ産業が生き残って行くためには海外への輸出がこれから不可欠になる」という言葉が印象的でした。

 

 

※インドの大都市は一日中渋滞しているそうです。

 

③留学計画
実際、インドでは「インターンシップ」と「インタビュー調査」の二本柱で活動します。

(1)インターンシップ
日系物流企業と、インド系の地図企業でインターンシップをしたいと考えております。(日系物流企業でのインターンは既に決まっています)
前者では、インド交通網におけるインフラ未整備を洗い出すことを目的にしており、
後者では、現地企業が描くインド交通網の未来を理解するとともに、ソフト面での交通インフラ整備の可能性を探ることを目的にしています。

(2)インタビュー調査
インドに駐在している、日本人駐在員の方100名に、現地のインフラニーズをヒアリングします。
また、現地のインフラ未整備について、同世代のインド人学生にアンケートをとり、議論や勉強会をしたいとも考えています。

1年後、将来のなりたい姿にどれだけ近づけるのでしょうか。
現実と理想とのギャップをどれだけ痛感し、どんな挫折をし、どんな発見をしているのでしょうか。
そのひとつひとつのプロセスを、記事にして発信できればいいなと思っています!

 

<飯塚渚>
法政大学法学部国際政治学科3年
国際開発協力を学ぶゼミに所属
大学2年次にインドと出会う
日印協会学生会員
「トビタテ!留学japan」6期生
インドでフルマラソンを完走することが目標!!

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